週刊田崎

田崎 健太 Kenta Tazakimail

1968年3月13日京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。サッカー、ハンドボール、野球などスポーツを中心にノンフィクションを手がける。 著書に『cuba ユーウツな楽園』 (アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』 (幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』 (講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』 (新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日−スポーツビジネス下克上−』 (学研新書)、『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克 英治出版)。 早稲田大学非常勤講師として『スポーツジャーナリズム論』を担当。早稲田大学スポーツ産業研究所 客員研究員。日本体育協会発行『SPORTS JUST』編集委員。創作集団『(株)Son-God-Cool』代表取締役社長。愛車は、カワサキZ1。

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200905

2009年5月30日

沖縄から戻ってきた、翌日に早稲田大学のスポーツジャーナリズム講座があった。この週は、日本シンクロナイズドスケーティングクラブの星野コーチに登壇してもらった。まず僕が話を聞き、学生も 質問するという公開記者会見の形を取った。昨年やった同様の講義から、クラブを立ち上げることになった。あれからもうすぐ一年が経とうとしている…。
翌週は、スポーツカメラマンの梁川剛さんが登壇。元祖「肉食系」の梁川さんの話を脱線しないように、気を遣いながら僕も話に参加した。梁川さんとは良く酒を飲んでいるが、改めて話を聞くと面白 い。
それ以外では、次の単行本の準備に取りかかっている。これはいずれ正式決定した時に書くつもりである。

キューバ

昔書いた原稿や写真を見ながら、単行本の企画を進めている。これはキューバのトリニダーに行った時の写真である。キューバの空が懐かしい。

2009年5月21日

今日も沖縄は快晴。どこが梅雨入りなんだという天気だった。
昨晩は、赤嶺社長、東長濱監督、田場裕也、コラソンの練習に参加している櫛田、マスラ、そして、東京から戻ってきた秀希、石川たちと酒を飲んだ。僕が翌日帰るというので、急遽集まってくれたの だ。いわばコラソンファミリーである。
田場裕也が言うところの「くたばるまで」は飲まなかったが、楽しい時間が過ごせた。2月にシーズンが終了した時、朧気に気がついていたが、コラソンは変化しつつある。昨日は、一つの時代の終わ りと新しい時代の始まりだった、のかもしれない。

沖縄

今回は、取材と原稿書きで追われて、ほとんどシャッターを押せなかった。これは以前、沖縄で撮った写真

2009年5月20日

月曜日から沖縄地方は梅雨入りしたというニュースを見て、暗い気持ちになっていた。しかし−−今日はこの晴天。昨日も一昨日も、それほど雨には降られていない。
ただ、暑い。太陽の光と湿気が、体力を消耗させる。

沖縄

那覇のモノレール。
沖縄の人間の時間の流れに合わせたせいか、ゆっくりと走る。関西人ならば「も っと早く走らんかい」と怒るかもしれない。

2009年5月17日

雨の羽田空港を飛び立ち、那覇に到着。飛行機を降りた瞬間、むっとする、暖かく重い空気を感じた。沖縄は夏である。
今回もハンドボールの琉球コラソンの取材である。そしていつものように片付けなければならない仕 事があるので、それ以外はホテルに缶詰になる。

沖縄

国際通りは、修学旅行の学生で一杯だった。今回不安なのは、梅雨。沖縄には何度も来ているが、雨 に降られたことはほとんどない。梅雨や台風の時期にぶつかると毎日雨で、身動きがとれないという 。僕の場合、あまり関係ないともいえるが、気分的には快晴がいい。

2009年5月9日

なんとか乗り切ったというのが正直な感想だ。
昨日は、早稲田大学のスポーツジャーナリズム講座だった。二日間を使って、130人分もの4月分のレポートを読むことになった。分量を指定しなかったので、短いものから長いものまで−−。学生が一生懸命書いたものだけに、気が抜けない。昨年と比べ、粒が揃っている感じだった。そして、優秀作をピックアップして授業で使った。6月、7月とあと二回、この辛くも楽しい仕事が待っている 。

さて。 昨日、更新の「国境なきフットボール」では、ようやくフランスのモンペリエスポーツクラブの話を終えた。

http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/index.php?storytopic=6&tmid=18

残念ながら今年の大会には参加することができなかった。原稿を書いていると、近いうちにフランス に行き、彼らとボールを蹴りたくなった。南欧はこれからいい季節だ−−。

モンペリエ

モンペリエの駅にて。

2009年5月1日

今月16日(土)に池袋で、友人の板庇明 http://ameblo.jp/v-express/ が主催する「あける塾」で話をする。
板庇は、東山高校の同級生である。ただ、高校の時はほとんど付き合いがなかった。
彼は高校一年生の時に、スリランカに一年間留学し、一つ下の学年になってしまった。僕の高校卒業式の時、送辞を英語で読んでいたのが印象に残っている。
僕は一年間浪人、“現役入学”した彼と再び早稲田で同級生になった。入学してしばらくは付き合いがあったが、その後疎遠になり、しばしば大学で見かける程度だった。卒業後は、商社に入り、会社を立ち上げたという噂を聞いていた。
普通ならばここで付き合いは切れてしまうが、繋ってしまうのが今のIT社会である。
これまた高校の同級生である、鏡リュウジがある日、板庇のブログを見つけた。
鏡リュウジは、板庇と同じクラスで、大学の時も親しく付き合っていたという。鏡リュウジが板庇にメールを出し、僕たちは再会することになった。
現在、彼は、「起業家育成プログラム」を展開する会社 http://www.v-express.co.jp を経営している 。全く畑が違うので、話をしていて面白い。
お互い学生時代は全く優等生ではなかったのに、人を教えているところは似ている。彼なりの教育に 対する考えは、大学で教えている僕の参考になっている。
「あける塾」では、今の出版界及びジャーナリズムが抱える問題や、シンクロスケートなどの話をするつもりだ。
申し込み制になっているので、興味のある人は連絡して欲しい。無料である。
申込みメールアドレス: mochida@yuriko.or.jp