週刊田崎

田崎 健太 Kenta Tazakimail

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。
著書に『cuba ユーウツな楽園』 (アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』 (幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』 (講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』 (新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日−スポーツビジネス下克上−』 (学研新書)、『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克 英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』(カンゼン)。14年4月末に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社)を上梓予定。
早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員。『(株)Son-God-Cool』代表取締役社長として、2011年2月に後楽園ホールでのプロレス『安田忠男引退興行』をプロデュース、主催。愛車は、カワサキZ1。
twitter :@tazakikenta

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2014年01月21日

沖縄本土に戻っている。
今日はレンタカーを借りて、コザの街を歩き回る。頭の上を爆音を立てて戦闘機が飛び交う。かなり消えたとはいえ、この街には占領下の欠片を見つけることが出来る。非常に重い歴史だ。プラザハウスにあるタトルブックセンターは英語の本が並んでいた。いよいよ、ぼくの取材も終わりだ。

タトルブックセンターにて。

2014年01月18日

昨日、那覇を経由して宮古島に到着した。宮古島の太陽は強く、昼間は半袖でも過ごせなくはない。宮古島は、次の単行本の最後の取材となる。ノンフィクションの取材は底なしだ。気になるとどこまでも調べたくなる。少し前まで沖縄、そして宮古島に行く必要があるのかどうか悩んでいた。色々と考える前に走り出そうと、とにかく来てみた。すると発見があった。これで単行本の最後の部分が決まった気がする。悩んだときは、動くことだ。この原則を南の島で改めて噛みしめている。

青々としたサトウキビ畑。宮古島は風が強い。風でざわざわと葉が揺れた。

飛び込みで入った店で紹介してもらい、次の店へ。雅歌小屋で宮古島の話を聞く。こういう偶然の出会いから発見があるのだ。

2014年01月02日

生まれて初めて昨年は年賀状を書かない年末となった。
年内、ぎりぎりまで国外出張。その後、体調を崩していたのも理由の一つだ、そしてもう一つ。ブラジル人の経営者と話をした際、付き合いのない人間にまで年賀状を送る風習が理解できないと言われた。年賀状だけの付き合いなど意味がないのではないかと。その時は反論したものの、形だけ年賀状を送っている人間も多い。今や必要な人とは、SNS等で連絡をとりあっている。大切なのは生きている付き合いだ。何より、年賀状を書くことで、年末の数日間をとられるのは痛かった。
とはいえ、SNSをやっていない大切な方もいるので、時間がある時に返事だけは書いていくつもりだ。
こちらは、今日から本格的に原稿書きを始めている。まったく正月気分はないが、今年も宜しくお願いします。

愛車がカワサキだけに、川崎大師でお参り