1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。 |
|
2014年3月06日
次の単行本は様々な事情があり変則進行になっている。本来は入稿後、校正の朱が入ったものを初校ゲラとして見ていく。今回は時間が押しているために、校正の朱が入らないものを先に見ることになった。
単行本の原稿を仕上げていると、彫刻を削っているような気になることがある。何もない木からざっくり、自分の作りたい形を掘り出して、細部の表情を作って行く。もちろん、原稿を渡す前に何度も読み返して推敲を重ねている。しかし、実際に組んでみると直したいところが沢山出てくる。これからが本番なのだ。
原稿用紙で500枚を軽々と越えてしまったため、デザイナーの三村漢君が詰めて組んでくれた。