週刊田崎

田崎 健太 Kenta Tazakimail

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。
著書に『cuba ユーウツな楽園』 (アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』 (幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』 (講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』 (新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日−スポーツビジネス下克上−』 (学研新書)、『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克 英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』(カンゼン)。14年4月末に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社)を上梓予定。
早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員。『(株)Son-God-Cool』代表取締役社長として、2011年2月に後楽園ホールでのプロレス『安田忠男引退興行』をプロデュース、主催。愛車は、カワサキZ1。
twitter :@tazakikenta

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2014年3月06日

次の単行本は様々な事情があり変則進行になっている。本来は入稿後、校正の朱が入ったものを初校ゲラとして見ていく。今回は時間が押しているために、校正の朱が入らないものを先に見ることになった。
単行本の原稿を仕上げていると、彫刻を削っているような気になることがある。何もない木からざっくり、自分の作りたい形を掘り出して、細部の表情を作って行く。もちろん、原稿を渡す前に何度も読み返して推敲を重ねている。しかし、実際に組んでみると直したいところが沢山出てくる。これからが本番なのだ。

原稿用紙で500枚を軽々と越えてしまったため、デザイナーの三村漢君が詰めて組んでくれた。