週刊田崎

田崎 健太 Kenta Tazakimail

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。
著書に『cuba ユーウツな楽園』 (アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』 (幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』 (講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』 (新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日−スポーツビジネス下克上−』 (学研新書)、『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克 英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』(カンゼン)。14年4月末に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社)を上梓予定。
早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員。『(株)Son-God-Cool』代表取締役社長として、2011年2月に後楽園ホールでのプロレス『安田忠男引退興行』をプロデュース、主催。愛車は、カワサキZ1。
twitter :@tazakikenta

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2014年2月26日

新作の入稿原稿作成のため、カンヅメ状態が続いている…。睡眠約二時間で友人のウェディングデザイナー伊藤羽仁衣の披露宴へ。席に着いてみると、漫画家の弘兼憲史先生、情熱大陸のプロデューサー福岡さんと並んで三列目。昼間から少々酒を飲んで酔っぱらってしまったので、戻ってから仮眠、起き上がって原稿と向き合うことに。後、少し――。

式のために減量したらしい羽仁衣。その努力が実っていた。

2014年2月20日

ぼくたちの商売は外から見ると気楽に見えるらしい。すし詰めの通勤電車に乗る必要もないし、嫌味な上司もいない。世界中を旅して、好きなことを書く――確かにそうありたいと思っている。ただ、実際少々違う。
組織に属さず生きることはやせ我慢して生きることである。苦労してますという顔はすると足元を見られる。だから涼しい顔で生きているのだ。一枚の船底で深い海底と接しているような、重い怖さは会社員には理解できないと思う。
真面目なことを言えば、自営業ほど自制心を問われる職業はない。嫌な上司もタイムカードもないからこそ、自分で時間をコントロールしなければならない。長い文章を書いているときは、いかに自分の気持ちを切らせないかが大切になってくる。だから外へ出て、仕事をする。作家にせよ、漫画家にせよ、この孤独な仕事を続けている人はみな気分転換の天才のはずだ。

日当たりのいいカフェを見つけると嬉しくなる。

2014年2月01日

本来ならばこの時期には原稿は仕上がっているはずだった。
だからここ数日は予定を入れていた。ところがまだ仕上がっていない。実際に書き始めると、納得できないところが次々と出てくる。これをどう表現したらいいのか首を捻っていると、すぐに時間が過ぎる――。
原稿の合間に、東京プリンスホテルで行われた第二回維新の会党大会に出席。

幹部による乾杯。